第二あじさいの家
Nひまわり やすらぎホーム
H邸
TM邸
あじさいの家
パストラルいぶき
MA邸
萌黄色の住宅
ギャラリーのある家
N内科クリニック
Y公園駐車場事務所
HPシェルテント
景をなす家
HM邸
皆でたのしむ我が家
N整形外科内科医院
あかりのあるトイレ
M邸
H・お地蔵様
H邸


















第二あじさいの家

場所:岐阜県岐阜市
 用途:生活介護事業所
 延床面積:
289.56㎡
 階数:1

Nひまわり やすらぎホーム

場所:岐阜県岐阜市
 用途:グループホーム
 延床面積:182.18
 階数:2階

H邸

場所:岐阜県岐阜市
 用途:事務所
 延床面積:
 階数:3階

場所:岐阜県岐阜
 用途:住宅
 延床面積:
106.00㎡(64.13坪)
 階数:2

あじさいの家

場所:岐阜県岐阜
 用途:生活介護事業所
❖ 延床面積:
320.62㎡(96.99坪)
 階数:1

パストラルいぶき

場所:岐阜県岐阜
 用途:生活介護事業所
 延床面積:770
.14㎡(232.97坪)
 階数:1階

MA邸

場所:岐阜県岐阜
 用途:住宅
 延床面積:
115.94㎡(35.07坪)
 階数:2

萌黄色の住宅

場所:岐阜県岐阜市
 用途:住宅
 
延床面積:192.63㎡(58.27坪)
 階数:2階

場所:岐阜県岐阜市
 用途:住宅
 
延床面積:167.54㎡(50.68坪)
 階数:2階

N内科クリニック

場所:岐阜県関市
 用途:診療所
 
延床面積:127.69㎡(38.63坪)
 階数:1階

Y公園駐車場事務所

場所:岐阜県養老郡
 用途:駐車場事務所
 延床面積:20.32㎡
 階数:1

HPシェルテント

「HPシェル+膜構造+和風」

場所:岐阜県上石津町
 用途:テント
 延床面積:52㎡
 階数:1階

Concept|コンセプト

広場に地元民が朝市を開いたり、イベントを行ったするために「目立つものを」という依頼であった。 

HPシェルによる膜構造のフレーム方式を採用することで、少ない本数の柱で大きなスパンの空間をカバーすることができる計画とした。
一般的に知られていない構造のため、地域住民に理解されにくく、そういう意味では苦労した計画である。

景観を考慮しテント生地は白色とした。鉄骨フレームの色は様々に検討したが、日本の景観にとけこむ和風の色づかいとし存在感もある「朱の赤」とした。 


景をなす家

「八の字プラン+田園風景+現代の民家」=「景をなす家」

場所:岐阜県岐阜市
 用途:住宅
 
延床面積:247.30㎡(74.81坪)
 階数:1階

Concept|コンセプト

敷地は岐阜市郊外の農村集落内にあり周囲には田園風景が広がる。その景色にとけ込んで違和感を与えない現代の民家がつくり出す新しい集落景観を演出することにコンセプトをおいた。隣家がなく四方正面の「景をなす家」となった。そのため、形、色、材料等に配慮をした。 

この集落は地縁・血縁などによる「報恩講」「お講様」を毎月、各戸が持ち回りで行っている。そのため各戸には10~15人位入れる2間続きの和室が必要である。県庁所在地都市の中で稲作文化が未だ根づいていることに驚いた。
そのためこの住宅は、現在の住宅のほとんどが「ケ」の場である「日常空間」となっている中で、「非日常空間」という「ハレ」の場が大きく占める結果となった。それが、『客室棟』と『住居棟』と分離するプランの要素ともなった。

施主の以前の住居は、居間に光の差し込みが少なかった。新居を建てるにあたり日当たりの良い家にしてほしいとの要望であった。そのため、居室を真南に向けることにした。しかし敷地が真南を向いていなく真北の軸線と敷地東西線の角度が20°のずれを生じた。これを対象軸に『客室棟』と『住居棟』を分けた。結果的に「八の字プラン」になった。

この地域は昔から水の漬きやすい地域であった。最近では河川改修が行われ水害がなくなった。しかし、万一の洪水対策としてH=1,700mmまで盛土することにした。従来、農村では洪水対策として住居は敷地を高台状にして建てた。新居は地盤を上げたことによる不安定化をさけるため平屋とした。

この家は加子母村の工務店で造ってもらったため、材料は東濃桧を基材とした国産材を使用することができた。中には節もある間伐材なども利用した。工法は在来軸組工法の和小屋方式で、地棟に大きな丸太を使い住居棟の居間には大黒柱を立てた。これらの材料は材料検査の時に寝かせてあるのを見たときは、大きく過ぎると感じられた。しかし棟上げ時に地棟の位置に組み上げられると安定感があり全体のバランスがとれた。

この物件では住まいづくり講座という形で現場見学会を企画した。屋根瓦が拭き終わり、外壁の施工に取りかかり始めた時期に行った。この時期は木造在来工法の骨組みがしっかりわかる時期であった。見学会の多くは完成時におこなうことが多く、躯体を意識的に考える機会が少ないためこの時期を選んだ。30人程の人々が訪れた。完成後、この人々に案内を出し工事中とでき上がった状況の違いを体験してもらった。


HM邸

木のにおいが香る「和風と洋風のはざま=現代和風様式」の家

 場所:岐阜県各務原市
 用途:住宅
 
延床面積:155.69㎡
 階数:2階

Concept|コンセプト

三世代同居の木造2階建て。 

外壁にはむくの木板を利用した下見板貼りとした。
屋根はガルバリウム鋼板の瓦棒葺き。
現代和風様式を追求したデザインとした。
本物の木を外部に利用すると痛みやすく汚れも目立つため、はじめからキシラデコールの濃い色を塗った。
計画では「壁:黒+屋根:シルバー」と「壁:茶色+屋根:グレー」から選択することとなったが、外観の色あせを考慮し後者に決定した。

内部はシックハウス対策を講じ自然素材を材料として使うことを心がけた。
床は桧むく材のフローリング、天井には杉むく材と本物の木材を利用した。
それらにあわせて壁は白いクロスとした。その他には一般にいう建材をまったく用いなかった。
むく材を利用することにより木のにおいが香る空間となったが、傷・汚れがつきやすいことが難点である。

敷地の形状から玄関は北西側となった。そのため玄関は西日が強い。
対策として玄関脇に「よしず」を垂らした。そうすることにより西日の暑さが和らいだ。
日本の風土の中での住みつづけるということにとって、古来から使われてきた素材(今回は「よしず」)を工夫して用いることがどれほど大切かということを考えさせられた。 

皆でたのしむ我が家

3ユニットのグループホーム=「皆でたのしむ我家」

場所:岐阜県北方市
 用途:グループホーム
 
延床面積:247.30㎡(74.81坪)
 階数:2階

Concept|コンセプト

敷地はL型で東西方向に細長く道路に接している。南北の両隣は田である。東西両側が道に接しているためアクセスしやすい場所である。しかし敷地の東西間に1mのレベル差があり、西側を基準に東側はゆるい勾配でよりつけた。敷地北西側には菜園を計画している。

1つのユニットは1軒の家である。この建物は3つのユニットが集まり一緒になった共同住宅のようなものである。そのため各ユニット玄関はそれぞれ独立した方式とした。 ユニット1・2は共用玄関ホールからアクセスすることとし、それとは別に西側に通用口を設けた。ユニット3は敷地北西の際縁側に出入りできるよう玄関を設けた。各ユニット玄関とは別に来客などを迎えるために共用玄関を設けた。 

共用玄関から入ったホールには吹き抜けを設け空間にゆとりを持たせた。バリアフリー対策にも配慮して上がり框などは設けず玄関土間とホールとは同一レベルとした。靴の履き替えに関しては腰掛などを用意して対応することとした。また2Fへのアクセスはエレベーターを設置した。 

各ユニットには教室に南の光を十分に取り入れられるよう東西に長くし、南面に多く窓を取り風通しのよいプランとした。

ユニット3の居間(中央居間)は南棟と北棟をつなぐ空間としての役割を果たしている。東面はピクチャーウィンドウを設け敷地東側に広がる田園風景が既設によっては変化していき四季を感じさせるようにした。西面は全面を開放できる引き分けサッシとして中庭と一体的な利用ができるようにした。さらに西側隣地の菜園との連携した利用も可能とした。 

外観は入居者(高齢者)が「我が家」として意識できる外観に配慮して和風となるようにした。それはK町も推奨している景観に一致する。屋根はシンプルな切妻とし軒を1m出した。1Fには軒の影響が及ばないためひさしを設けた。

外壁は「蔵」をイメージし1Fはリブ状の壁にシルバー系のグレーとし2Fはしっくい調の白とした。1Fのリブは陰影がつき外観全体に深みと安定感を与える。軒天にはべんがら調の黄をあしらった。日本の粋を表現した。

敷地内の植栽選定には入居者が楽しめ、四季を感ずることのできるよう配慮した。

 

N整形外科内科医院

「易」と「家相」と建築計画の融合 

場所:岐阜県本巣郡
 用途:医院
 
延床面積:571.86㎡
 階数:2階

Concept|コンセプト

敷地の3方を取り囲むようにして垣根が設けられた細長い敷地に整形外科と内科を併設した医院を計画することとなった。

計画はすべて「易」と「家相」ありきで進めることとなった。
私自身も仕事柄、家相や方位といったものは無視はしない。日本で建物を計画する仕事をする上では大切な事柄のひとつである。が、それにこだわりすぎると計画がまったく成立しないことも確かである。
しかし、この物件に関しては、トイレ、水回り、各出入り口などすべてにおいて「家相」のチェックが入って成立した。
工事中も様々なお祓いや儀式・方法をご指導いただいて進めた。

施主はご夫婦2人ともが医師であり「二人が医師として続けられる限り存続する建物にしてほしい」という要望であった。そのため将来、他への用途変更が可能な作り方をしてはどうかというスケルトン-インフィル方式の提案をした。そのため、建物の平面形状は単純な長方形とした。
外観に関してはアスロック横張りの外観とした。

整形外科には高齢者の来客が多いためアプローチはガラス屋根としフレームを緑色とすることによって明るく、存在感のあるものとした。
大屋根の軒天には波型スレートを用い、単調になりがちなひさし下の空間に変化をつけた。外壁が明るめの色づかいとしたため、軒天は濃い緑色を用いて外観を引き締める効果をもたせた。

敷地の植栽は医院ということもありすべて薬草・薬樹にするという基準のもとに選択した。
また、それら植栽に囲まれた正面の看板はステンレス板に黒の浮き文字とした。そして文字が夜間でもよく目立つよう白のカッティングシートを文字下に貼った。このシートは医院に整形外科があることにちなんで骨をモチーフとした。

あかりのあるトイレ

「ガラスブロック障子+和風トイレ」=「あかりのあるトイレ」

場所:岐阜県上石津町
 用途:公衆トイレ
 延床面積:59.62㎡(18.04坪)
 階数:1階

Concept|コンセプト

敷地は牧田川に架かる橋の際にある空き地である。そこに町事業として公園施設整備計画がある。計画の中で必要性の高い便所を先行して計画することになった。 

上石津の風景にとけ込む和風の建物にするため木造軸組とし屋根には日本瓦を葺いた。そして柱・梁の木造部は全て黒くし、外壁はしっくい調吹き付け塗装とした。木部と壁との黒白の色調により和風の外観を強調させた。さらに「障子」を用いて和風を表現した。

「障子」は、昼間は内部空間に間接的な光をもたらし「あかるさ」と陰影により人の気配を伝え、夜間は外部に中からの暖かな「あかり」を与え内部の気配を感じさせた。『障子』とは、『気配』を伝える手法の一つである。また「あかり」とは辞書によると『あたりを明るくするもの』とある。この「あかり」を和風で表現する手法は「障子」であるといえる。

外部公衆便所という用途上、「障子」をイメージさせるものとして「乳白色のガラスブロック」を用いた。それにより、閉塞感に陥りやすい狭い空間に開放感をつくりだすことを狙った。また、夜間においては行燈的な「あかり」効果で建物自体を演出した。

この設計をするに当たり「まず女性が安心して利用できる、あかるいトイレを」と依頼があった。この要望から計画に当たっては誰もが気分良く使用できる「トイレ」となるようデザイン、使用材料、設備、使用開始後の維持管理方法等を検討した。

くらい → あかるい
白壁とし明るいイメージとなった。障子の「あかり」効果で建物内外をあかるくした。

こわい → あんしん
「あかり」効果により外から内部の「気配」が分かるようにした。また、各ブースには警報ブザーを設置した。

きたない・くさい → きれい
敷地のある一之瀬地区は最近までくみ取り便所が主流であった。が、下水道整備が進み「水洗便所」とすることができた。

清掃が比較的楽になるよう、また汚臭の原因の一つである目地が少なくなるよう検討した。そこで、便器周りの床には汚れが付きにくく落ちやすい光触媒加工のしてあるセラミックタイルを使用した。サイズも目地が少なくなるよう大判のものとした。
地元住民の集まりである「リアリティー花の里」によりほぼ毎日、朝晩2回の清掃がおこなわれる。地域の人々の理解と協力は「公衆便所」の維持管理には必要不可欠である。


M邸

天然木としっくいによる自然素材のみを使って建てた「呼吸する家」

場所:岐阜県岐阜市
 用途:住宅
 
延床面積:144.49㎡
 階数:2階

Concept|コンセプト

親子4人が住む木造二階建て住宅。 

古くからの住宅が所狭しと林立する岐阜市の街中という立地条件であった。
施主の要望は「建材をまったく使わず、すべて自然素材で家作りしたい」であった。
そのため、街中では珍しい土壁で計画した。
土壁造りの家は私自身初めての物件であり、造っていく工程ではひとつずつ確認しながら進めた。

立地条件から道路に面する玄関側のみがこの建物の「顔」となるため、道路正面側を妻入りとして、1Fのみ平入の下屋をつけ軒を出した。
外壁はじゅらく調のリシン吹きつけ塗装とし、数奇屋風の色調とした。

内壁はすべてしっくい塗りと天然木で仕上げた。
また、建材を使用しないという要望と施主のご家族が家を建てる時のためにこつこつと蓄えていた木材を活用した。
桑を柱として用い、栃を階段の踏板としたり、その他くり材など様々な材料を使うこととなり、場所と樹種の特色を考慮して使用することにした。
また、塗装は天然素材の「みつろう」塗りとした。

建物の中心には大黒柱を設置した。
建物中央部分の居間は吹き抜けとし、1Fの居間と2Fの各居室とが連続性を持つように配慮した。また、この吹き抜けは将来家族が増え部屋を増設しなければならないときには、吹き抜け部分をふさいで床を貼り部屋となるように中央部分には梁を架けておいた。

天然素材をふんだんに使用し、建物全体が呼吸をしているかのようなイメージのある家となった。そしてやわらかい木の香りを出せる家となった。

H家釈迦堂

 場所:岐阜県
 用途:釈迦堂
 
延床面積:2坪
 階数:1階

三世代同居の事務所兼住宅

場所:岐阜県岐阜市
 用途:住宅
 
延床面積:507.15㎡(153.41坪)
 階数:4階

Concept|コンセプト

岐阜市の加納地区の旧市街地の中にあり、木造2階建から鉄骨3階建への建替である。 

住宅と事務所の併用住宅である。そのため外観のデザインは住宅でありながら事務所としてのイメ-ジが必要であった。

また、3世代住宅の用途をも取り入れなくてはならなかったため、3世代同居を意図した、複雑な要素と使い安い動線を計画することが必要であった。

街中であるため、道路に面した正面性がデザインの主張であり、正面ファサ-ドを象徴的にした。1階に4本の柱は入り口の門を示すかのように両サイド対称とし、柱の色はこの施主のイメ-ジカラ-として、アクセントカラ-とした。